「工場と里山の共存」生態系の復元から
多様な生き物の繚乱へ

【2020年、「緑の殿堂」と認定されました】

　設立当初から、この地にある里山づくりを目指し、元々存在した樹種を選んで植林し、沢筋や付替え水路、ビオトープには、水生植物や生物が自然に生存できる環境をつくっています。緑地には全長4kmの散策道、希少植物の保護地域、環境学習向けのフィールド、森の教室などを設け、学校の校外学習や市民団体の活動に広く活用されています。造成前の1998年から現在まで、定期的なモニタリング調査を実施し、絶滅危惧種保全、外来種駆除、2次林育成など、生物多様性の維持・向上を目的とした森林緑地の管理を21年間継続しています。活用の場としては、2014年に前橋市より「環境教育等における体験機会の場」に認定され、専門スタッフ（指導者）・プログラム・活動フィールド（場）を一年を通じ提供しています。年間8000名ほどの方が、様々な活動を通じ、サンデンフォレストを訪れています。

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