凸版印刷株式会社 新群馬工場
TOPPAN PRINTING Co.,LTD ◇群馬県邑楽郡明和町大輪667 ◇事業主体:凸版印刷株式会社 ◇基本設計:株式会社 安藤・間 ◇植栽基本設計:住友林業緑化株式会社 ◇設計・施工:株式会社 安藤・間 ◇着工予定:平成24年11月7日、完成予定:平成26年3月31日、供用開始予定:平成26年4月1日 ◇敷地面積 149,207.74㎡ ◇緑地面積 44,765㎡
SEGES(シージェス)は緑の取り組みを評価する認定制度です。企業緑地の価値を見える化し、その成果をアピールできます。
EExcellent Plan
TOPPAN PRINTING Co.,LTD ◇群馬県邑楽郡明和町大輪667 ◇事業主体:凸版印刷株式会社 ◇基本設計:株式会社 安藤・間 ◇植栽基本設計:住友林業緑化株式会社 ◇設計・施工:株式会社 安藤・間 ◇着工予定:平成24年11月7日、完成予定:平成26年3月31日、供用開始予定:平成26年4月1日 ◇敷地面積 149,207.74㎡ ◇緑地面積 44,765㎡
凸版印刷新群馬工場の建設される当該地域は、冬季、北西からの季節風「からっ風」が有名であり、また過去において夏季には利根川の氾濫による水害など、厳しい環境の中で培われた風土があります。これまで地域の家々では、北西側にカシ等の常緑樹による防風林をつくり、米や味噌など生活必需品を、堤防と同じ高さの堤の上に築いた「水塚」(ミズヅカ/ミツカ)に収蔵して守っていました。また、周辺は、敷地南側に利根川、北側に多々良沼など湿地を伴う沼地が点在し、特に湿地にはオオヨシキリやセッカなど特徴的な鳥類が多く確認されています。
そこで、緑地計画では、これらの背景を踏まえ防風林と水塚による景観をデザインに取り込む「風の森ゾーン」、生態系ネットワークを意識した「雑木の森ゾーン」では、河畔林としての湿性環境を再現し、ミドリシジミの誘引も目指しています。また、竣工後には、従業員及び近隣住民を対象とした環境学習イベント等の企画運営も計画されています。その他、サクラやツツジ、地場特産のシクラメンを配し良好な景観を演出する「花の森ゾーン」など、花や緑の多様な特性を活かせるよう工夫が図られた計画となっています。