SEGES「つくる緑」認定ラベル

EExcellent Plan

朝日生命 国立社宅建替え及び有料老人ホーム新築工事 〈 あさひの杜国立 〉

Forest Kunitachi of Asahi  ◇東京都国立市東2-27-23ほか ◇事業主体:朝日生命保険相互会社 ◇設計・施工:株式会社竹中工務店  ◇敷地面積:11,241.98㎡ ◇緑地面積:2,288,90㎡

緑を通じた豊かな住環境と多世代交流の創出

写真

本工事は、国立市中心部の閑静な住宅街における社宅建替え及び老人ホーム新築事業です。計画地内には以前からの提供公園「あさひ遊園」があり、今回の工事により緑化の中心となる「多目的ひろば」と隣接させる配置にすることで、建替え前よりまとまった緑地を整備する計画になっています。
「『国立あさひvillage』-緑の中の集落-」というコンセプトに基づき、以下に示す3つの柱を立て、具体的な計画を展開しています。
 一つ目は、「緑豊かな住環境の提供」です。既存樹の一部保存し、敷地全体で約25%の緑地を確保することで、自然環境への配慮と緑豊かで快適な住環境を提供し、居住者の満足度やワークライフバランスの向上を目指した緑地空間を提案しました。
 二つ目は、「地域社会と交流する場所づくり」です。敷地内に元々あった「あさひ遊園」を再整備し、社宅と老人ホーム、あさひ遊園を中心に、地域開放された広場を設け、地域住民や多世代の交流する機会を演出しました。社宅棟は窓先空地を菜園や花壇として活用できる「共用緑地」にすることで、社宅住民や老人ホーム入居者の交流を図っています。
 三つ目は、「地域社会への貢献」です。地域住民の利便性向上に資する取り組みとして、地域に開放する通抜け緑道と、渋滞緩和を目的とした学園通り沿いのバス停へのバスベイの整備が挙げられます。
 計画では、必要緑化面積の2.5倍の緑地面積を確保しており、気象緩和等、存在機能の発揮に貢献できる緑の創出が期待されます。また、周辺緑地とのネットワーク構築のために鳥類の誘致目標種を設定して樹種を選定するなど、地域生態系との連携にも配慮しています。加えて、「多目的ひろば」や「あさひ遊園」などのコミュニティスペースでは、緑を楽しみながら交流できるよう、巣箱の設置や落ち葉拾い、堆肥づくりなどのイベントが検討されています。
 かつての景観再生及び残存する緑地とのネットワーク構築だけではなく、緑地に囲まれた快適な居住環境、快適な緑陰空間、地域への開放を目指した緑地計画です。また、東西に長い街区を縦断できる敷地内通路を設置することで、地域の生活動線の利便性及び快適性の向上に貢献するとともに、地域社会との交流促進を目指した計画になっています。
 SEGES評価・認定委員会では、「『国立あさひvillage』-緑の中の集落-」というコンセプトに基づき、緑豊かな住環境を整備し、ワークライフバランスの向上と地域樹民・多世代交流の機会を演出する計画になっている点を高く評価し、社会・環境貢献緑地に認定しました。

写真

全域MAPへ