地域由来種中心の植栽構成で緑豊かな美しい街並みを形成

財団法人 住宅生産振興財団が７社の住宅メーカーをコーディネートし、美しい景観、緑の必要性、省エネルギーなどに配慮して計画した住宅街。近年では、住宅メーカーも社会貢献性の高い商品開発に積極的に取り組んでおり、その一環として緑を含めた環境配慮は当然のこととして取り組まれている。
　当初の土地の所有者であるUR都市機構の指針に基づいた緑化計画により、地域の自然性を意識した緑地区画の30％程度、角地の宅地で最大40％程度を確保している。
　樹種の選定は、地域由来種を中心とした植栽構成としている。各戸の植栽計画は、季節感を大切にすると共に、緑による微気候緩和も意識したものとなっている。
　入居者に訪問型ガーデンアドバイスを提供する「ガーデナーシステム」は、ユニークな管理手法として高く評価され、緑豊かな街の形成が期待される。

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